歯周病
PERIO

南町田の歯医者・歯科【南町田歯科クリニック】
平日20時/土曜日も診療/駐車場5台完備

042-706-8095

東京都町田市南町田2丁目2番7号

南町田歯科クリニックの歯周病治療

歯を失う最大の原因は、歯周病(歯槽膿漏)です。歯周病は人類史上最も感染者数の多い感染症とされており、ギネス・ブックにも掲載されている、非常に羅漢率の高い病気です。また、この感染症は、感染者数が多いだけでなく、歯が抜ける原因の第一位を占めるほど感染によるリスクの高い病気でもあります。歯周病(歯槽膿漏)は歯を支える周りの組織に起こる病気です。

日本人の場合、30歳代の8割40歳代以上の方の9割がかかっています。

歯周病治療の診療方針

当院では、歯茎の上のプラーク(歯肉縁上プラーク)の除去はもちろん、ブラッシングでは取り除けない歯茎の中のプラーク(歯肉縁下プラーク)の除去に注力しています。

また、磨き残しがあった部位のブラッシング方法を改善するために、一人ひとりの患者さまに適したメンテナンスプログラムをご用意することで歯周病の再発を防いでいきます。出血などの症状がなく、ブラッシングがしっかりできていて、その時々の症状の応じたメンテナンスを受けていれば、歯周病の再発率は1.5%になります。逆に言えば、98.5%の確率で歯周病の再発を予防することができるのです。

歯周病を予防するために必要なこと

歯科医院で行うこと

メンテナンスでは、日々のブラッシングがうまくできているかどうかを確認するとともに、プラークの付着状態と歯茎の炎症や出血の有無などの検査を行います。検査結果に基づき、専用の機器でプラークや歯石を取り除いていきます。

ご自宅で行うこと

「歯周病の直接的な原因は細菌が棲み付いたプラーク(バイオフィルム)である」――これは、疑いようのない事実です。それならば、もっとも効果的な歯周病対策は、プラークを取り除くためのブラッシングということになります。

歯周ポケット内のプラーク(歯肉縁下プラーク)はブラッシングでは取り除くことができないため、歯科医院のメンテナンスで除去してもらう必要がありますが、歯茎の縁より上の歯冠部に付いたプラーク(歯肉縁上プラーク)は毎日のブラッシングでしっかり除去するようにしましょう。

歯周病と喫煙

タバコを吸う人は吸わない人に比べると2~7倍、歯周病になるリスクが高いというデータがあります。それだけでなく、喫煙は歯周病の症状を悪化させること、治療効果を50%も減少させることなども科学的に実証されています。精神的なストレスを抱えていると体の抵抗力が下がり、細菌に感染しやすい状態になります。歯周病菌も例外ではなく、抵抗力の低下によって歯周病に感染するリスクも高くなります。

歯周病を予防するには、日頃からストレスを溜めない生活を心がけることも重要です。

歯周病について

歯周病とは

歯周病(歯槽膿漏)とは、歯の歯茎に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる、細菌によって引き起こされる病気です。歯と歯茎の境目についた歯垢から歯の根元にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えている周りの組織をじわじわと壊していきます。そのままにしておくと、歯が抜け落ちてしまいます。歯周病(歯槽膿漏)が進行すると、歯茎が退縮したり、歯がグラグラしたり、痛くて上手く噛めなくなったりします。歯の周りには、歯を支える色々な組織があり、歯周病にはこれらの組織が細菌に感染して起こります。

歯周病になる原因

歯周病の直接的な原因は「プラーク(歯垢)」と呼ばれる細菌です。プラークは、歯に付着している黄白色の粘着性のある軟性付着物です。日々のブラッシングが不十分だと、口腔内にプラークが溜まっていき、プラーク内に増殖した歯周病菌が毒素を出し、歯茎が侵されることで歯周病は発症・進行します。

また、プラークは「バイオフィルム」とも呼ばれ、歯に強固に付着しているだけではなく、様々な細菌が集合してバリアを形成します。これは、うがい薬やマウスウォッシュでは除去することができません。

プラークが増えるほど歯周病にかかりやすくなる

プラークは多かれ少なかれ誰のお口のなかにも存在するもの。そう考えると、歯周病の最大の原因は、プラークが増殖しやすい口腔内環境をつくってしまうことにあります。毎日のブラッシングに加え、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けてしっかりとプラークを除去していないと、口腔内の歯周病菌が増殖し、歯周病が発症・進行しやすくなってしまいます。

歯周病と全身疾患

歯の周りだけでなく、歯周病原菌が血液中に入ったりすると、以下のように全身的な病気の原因となる可能性があります。

歯周病と関連する全身疾患

️動脈硬化 心疾患 脳血管疾患 早産や超低体重児出産 
がん 肺炎 糖尿病 高血圧

 

歯周病と口臭

ほとんどの口臭の原因は口の中にあります。口臭の主な原因は揮発性硫黄化合物(硫化水素やメチルメルカプタン)です。

歯周病原菌は、硫化水素より悪臭の強いメチルメルカプタンを大量に産生します。ですから、歯周病は強烈な口臭があり、まわりの人から嫌がられます、予防しないといけません。

また、口の粘膜は皮膚の垢(あか)と同じように、細胞が剥がれ落ちて、舌に白く溜まり腐敗します。これが舌(ぜっ)苔(たい)です。舌苔は最大の口臭源で、口臭の6割が舌苔から発生します。食事を歯できちんとかまなければ舌苔が増え口臭の原因になるのです。食べ物は歯を汚す一方で、「かむこと」で舌をキレイにします。

 

歯周病の特徴

健康な歯ぐきの特徴

薄いピンクである。歯と歯の間が丸みの無い三角形になっている。スティップリングというオレンジの皮にある小さな凹みのようなものがある。

軽度歯周病

・歯茎が赤くなって腫れる
・ブラッシングや食事の際に歯茎の縁(境目)から出血する
・冷たい水がしみることがある
・指で歯を押すと前後に動く

歯肉炎が進行して、さらに細菌感染が進んだ状態です。軽度歯周炎では歯茎の炎症に加え、歯を支える顎の骨が溶かされはじめるのが特徴です。また、この段階になると、歯周ポケットも徐々に深くなってきます(2~4mm)。歯周ポケットにプラーク・歯石が溜まりやすくなり、放置しておくと中度・重度の歯周炎へと進行していきます。

治療内容

軽度歯周炎の治療は、ブラッシングとスケーリング、デブライトメントが中心となります。専用の器具で歯周ポケットに溜まったプラーク・歯石をしっかりと取り除くとともに、ご自宅でのブラッシングを徹底することで改善・治癒させていきます。

中等度歯周病

・歯茎の腫れがひどくなりブヨブヨと腫れぼったくなる
・歯茎からの出血が増える
・歯周ポケットから膿が出る
・口臭が気になるようになる
・歯茎が痩せて、歯が長くなったように見える
・歯が前後・左右にグラつくようになる
・歯が浮いたような感じがして、固いものを噛むときに違和感・痛みを覚えることがある

軽度歯周炎より、さらに顎の骨が溶かされた状態です。歯周ポケットはさらに深くなり(4~6mm)、プラーク・歯石がぎっしりと溜まっています。この状態まで進行すると歯周ポケットの奥まで歯ブラシの毛先が届かないだけでなく、痛みも感じるのでご自身で歯磨きができず、さらに症状が進行していきます。

適切な治療を受けずにいると、症状は悪化していく一方です。歯周病によって失われた歯や歯茎、顎の骨は2度と戻ることはありません。当てはまる症状がある方は、すぐに適切な治療を受けていただくことをおすすめします。

治療内容

中度歯周炎においても、プラーク・歯石を除去することが治療の基本になります。そのため、スケーリングやデブライトメントを中心に行います。ただし、この段階では歯周ポケットが深くなっているため、歯茎の上からの処置だけではプラーク・歯石を完全に除去するのが難しいケースがあります。その場合は、歯周外科治療(フラップ手術)が必要になることもあります。

重度歯周病

・歯茎が真っ赤に腫れあがり、膿が出る
・歯茎からの出血がひどくなる(歯周ポケットの奥から出血するようになる)
・歯のグラつきがひどくなり、食事にも不自由が出る
・歯の隙間が目立つようになる
・歯が長くなったように見える
・口臭が強くなる

重度歯周炎では、歯を支えている顎の骨が大きく溶かされ、歯のグラつきがひどくなるのが特徴です。歯周ポケットは非常に深くなり(6mm以上)、歯根には多量のプラーク・歯石が付きます。重度歯周炎の状態を放置しておくと、やがて歯が抜け落ちてしまいます。

治療内容

重度歯周炎においても、治療の基本はプラークコントロールになります。スケーリング、デブライトメントやフラップ手術で徹底的にプラークを取り除き、細菌を減らしていきます。同時に、顎の骨が大きく失われているため、それを回復させるための治療も必要になります。症例に合わせて最適な方法を選びます。

また、歯周病によって顎の骨が溶かされてしまったことで生じる歯茎の見た目を回復するために、歯茎の再生治療を行う場合もあります。